1年間のオーストラリア留学を終えて帰国した娘に、今思う留学前にやっておけば良かったことをインタビューしました。
留学でいろいろなことを経験したからこそ言える言葉の数々に、うなずくばかりでした。
目次
英語ができなくても留学できる?

英語ができなくても留学はできるよ。
留学して英語が話せるようになるには自分から話すことが大事!
娘は高校の留学プログラムで留学しているので、「食」「住」「学校」は確保できています。
「住」は、ホームステイ先の家のルールを守っていれば問題は起きません。
留学中の学校の授業も英語ですが、時間さえ過ぎれば授業は終わります。
ホームステイ先のファミリーとのコミュニケーションは最低限しかとらなくても、ファミリーからなにか言われることはありません。
帰国日が来れば日本に帰ります。
だから、英語ができなくも留学はできます。

せっかく留学に行ったのに、英語ができないのか…
留学で何かを得たいと思ったら
留学中に何をどうしたいのかによって、留学前に日本でやったほうがいいことは変わってくるはずです。

日本で英語の基礎力を上げておくべきだった。
TOEIC500点は留学前に持っていたら方が良かったな。
スタート地点が変われば、結果は変わってきたと思う。
娘の場合、留学前のTOEICは290点でした。
文法がとても苦手で1年間の留学後の点数は520点です。
IELTSはオーストラリア留学に受験し、5.0を取得しました。
娘の目標はTOEICの700点でした。
目標としていた点数は達すること無く帰国することになりました。
TOEIC500点台にまでならなくてもいいから、英語の勉強しておけばよかったというのが娘の本音です。
英語の基礎力は必要としみじみ語る
娘は、英語の基礎力があることで、1年後の結果は違ってきているのを目の当たりにしています。
仲の良い友達から聞いた1年間の留学の結果は以下の通りでした。
留学前TOEIC点数 | 留学前英検 | 留学後TOEIC点数 | 留学後IELTS |
500点台 | ? | 800点台 | 6.0 |
300点台 | 2級 | 600点台 | 5.0 |
290点(娘) | 準2級 | 520点 | 5.0 |
100点台 | ? | 100点台 | – |
留学前から英語力がある子は、結果を残して帰国していたと言っています。
「留学前に基礎力を上げていたら、さらに語学力は上がっていたのではないか」と、友達の結果を見ると思うそうです。
日本でできる勉強(文法や単語等)を留学先で行うのは、時間がもったいなかったと反省しきりでした。
留学中は、会話やコミュニケーションといった相手がいないとできないものに時間を使うべきだと思ったそうです。
英語が話せないけれども、留学に行けば何とかなると思っても、実際は「間違えたらどうしよう」「単語した出てこない」「何をしゃべっているのかわからない」と落ち込むことばかりかもしれません。

留学する理由をはっきりさせて、目標を決めないとダメ。
TOEICを何点取るとか、ホームステイ先のファミリーとたくさん会話ができるようになるとか。
「海外に行ってみたい」は目標じゃない、「海外に行ってみたい」なら普通に海外旅行すればいい。
日本でできることは日本で

最低限の英会話ができれば、留学先でも英語でコミュニケーションが取れます。
短期間しか留学期間が取れないのであれば、日本でできることは日本で行ってから留学に行くのがおすすめです。
会話をするには、相手が何を言っているのか聞き取れなければなりません。
自分もそれに対して答えなければ会話が成り立ちません。
英会話のおすすめはオンライン英会話
オンライン英会話を使って、英会話に慣れておくと「留学中会話をすることが怖くてできなかった」などのつまづきを回避することができます。
オンライン英会話の場合、どの会社も無料体験レッスンがありますので気軽にトライしてみてください。
会話が出来るようになると、留学中にいろいろな人と話すことができるようになります。
ホームステイファミリーとのコミュニケーション取れるようになると、短期間の留学でも楽しくなりますよ。