留学生活も半年近くになったときに、留学を継続するのかどうかの話し合いをしなければならない時期になっていました。
(娘は留学は半年、私たち夫婦は1年とお互いに譲歩できないままの状態のまま留学していました。)
「今後の手続きの関係があるので、〇日までに決めてください」と学校から通知が来たのです。
目次
留学を半年延長、その理由とは

娘は「英語が伸びない気がする。もっと英語を勉強すれば伸びるかも」といい、留学の延長を伝えてきました。
娘が感じる「英語が伸びていない」は、感覚的なものがあるので表現が難しいです。
私自身、娘が英語を話している姿を見ているわけでもありません。
判断できるのはオーストラリアで受けたTOEICの点数のみです。
TOEICのテスト結果を見る限り、半年ほどで娘が思っていた結果にはなっていなかったからだと思います。
娘の場合、留学初日に「これからTOEICのテスト受けますよ」といわれ、TOEICのテスト方法や内容も分からないまま受けた結果は290点。
半年後の娘のTOEICの点数は500点前後といったところでしょうか。
渡航時に英語嫌いだったのに、自分から進んで会話ができるようになり、問題なくコミュニケーションが取れるだけでもすごいと私は思っていましたが、娘はそう感じてはいなかったようです。
一方、一緒に渡航した同級生は渡航時TOEIC500点台だったのが、800点台を取得する子もいたのです。
娘が「伸びていない」と感じてしまう原因の一つは、友達と比べて「伸びてない」と感じてしまったからだと考えられます。
周りと比べてもしかたがないと思うのですが、娘はどうしても超えられない壁を越えたかったようです。
留学の効果があったのはなに?

TOEICでは思ったような点数にならず、落ち込んでいました。
点数には現れませんが、本人が気が付かない部分ではちゃんと変化は出ていました。

日常の英会話(リスニング・スピーキング)はOK!ショッピングモールなどでの買い物も不自由を感じることは一切ないよ。
ファミリーとの連絡は文字や音声データでメッセージのやり取りをしていたそうです。
これらの積み重なねで、娘の留学半年で効果がでたのは、スピーキング・リスニング・ライティングだったのです。

週末、友達に家に遊びにいくね。友達のホームステイファミリーと一緒に食事をして遊んでくるよ~。
普段からいろいろな人と話をしてたので、自然と会話が出来るようになっていったようです。
オーストラリアでの食生活や体調は?
体調面についてですが、「起立性調節障害は大丈夫?」と心配でした。

オーストラリアいいね!毎日調子がいいよ!
スコールがあるときは一時的に「きついなぁ」と思うそうです。

日本にいるより数倍も楽!オーストラリア最高!
ホストファミリーとも気が合うらしく、一緒に犬の散歩に行ったり、料理を作ったりと問題なく過ごせていました。
食事はというと奥様が中国の方ということもあり、中華系の食事が多く味は問題なかったとのこと。
それでも、食生活の違いで食べられないものも出てきます(豚足の煮込みや、カエル(カエルは鶏肉みたいだそうです)、鶏足(もみじ)など)。
はじめは頑張って食べてみるけれども、ダメなら「ムリ」といって次回からは食べなかったそうです。
ご主人が調理するときには、オーストラリア的な食事も出たそうです。
生野菜が大好きな娘ですが、野菜は蒸す・焼くが多く生野菜が食べたい~となっていたようです。

生野菜が食べたいときは、サブウエイをよく食べてたよ。
一度だけ体調を崩した時があり、「マルチビタミン剤を買って飲むように」と伝えて、すぐにビタミン剤を飲みはじめました。
オーストラリアはビタミン剤が安いので、助かります。