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起立性調節障害の娘が中高一貫校から通信制高校へ、進路を決めるまでに起きたこと

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中高一貫校に通っていた娘が、中学3年生の春に起立性調節障害になりました。

体調が良くなることもなく日々過ぎていく中、「高校はこのまま同じ学校に進学するのかな?」と疑問に思いました。

中高一貫校とはいえ高校に進学するには、一定の成績を取らなければなりません。

この学校で続けるのは無理だろうなぁ

娘が中高一貫校の高校に進学するのをやめ、通信制高校への進学にした経緯などを簡単にご紹介します。

目次

中高一貫校から通信制高校に通うまで

高校進学を決める時の大きな流れはこちらです。

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中学3年8月~

明日になれば体調は良くなる

起立性調節障害専門医にかかるまで、高校の事は一切考えることはありませんでした

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中学3年秋

起立性調節障害になった子は、高校生活どうしているのかな?

起立性調節障害の主治医の先生の話では、全日制高校に行く人、通信制高校に行く人など、みんな違いますよと教えてもらいました。

起立性調節障害の主治医の先生とお話をしても、娘は自分事の事として考えられません。

そこには「明日には良くなる」という思いがあるからなのです。

心配性の私とは気持ちがぶつかってばかりで、一向に話は聞いてもらえませんでした。

中高一貫校にいるのだから高校受験する気はない!

成績や出席日数が足りなければ、高校に進級できないよ

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10代の起立性調節障害進路支援フォーラムに参加

ネットで検索すると、「10代の起立性調節障害進路支援フォーラム」というセミナーがあることを知り参加しました。

10代の起立性調節障害進路支援フォーラム」では、起立性調節障害のことや高校進学時に気を付けること、通信制高校とはどういうものか?などを知ることができました。

セミナー会場で、数校の通信制高校の進学担当の方とお話をすることもできました。

すでに願書受付が始まっていることや、受験日が迫っていることなどを知ることができました。

ヤバい、ヤバい、高校受験がもう始まっているっていうこと?

すぐに通信制高校を探して学校の資料を請求しました。

無料でたくさんの学校パンフレットがもらえて助かりました

その中から娘の体調に合いそうな学校を選びました。

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通信制高校の学校説明会

通信制高校の学校説明会に参加して、疑問点などを直接先生に聞くことができました。

試験日等の説明を聞き、直近の入試までに期日が無いことが判明しました。

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中学の先生との面談

先生と今後の事(中学生活・高校進学への必要条件)について面談する予定が、通信制高校進学についての話となり困惑されることに。

受験日まで日付が無いこともあり、高校進学に必要な書類などをお願いしました。

紆余曲折ありながらも、高校受験のための書類が整い願書を提出することができました。

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通信制高校受験

高校受験は午前中からだ。起きれるか不安・・・

試験当日は、朝から起きることができたので無事に受験することができました。

合格した~!よかった

1週間後に合格をいただき、無事に通信制高校に入学できることができまりました。

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通信制高校生活

娘が中高一貫校に通っていた時は、日々の生活を過ごすだけで精一杯。

「何をやってもうまくいかない」というネガティブな未来しか描けませんでした。

通信制高校の生活は、体力的にも精神的にも中高一貫時代と比べると格段に楽になりました。

病気に理解がある先生が多いので「それぐらい大丈夫でしょ」などと、心無い言葉を投げかける先生はいません。

学校の先生達は起立性調節障害の理解があるので、ストレスなく登校することができました。

「昨日は天気も悪く、休んでいる子が多かったからね~。大丈夫?」という言葉や態度で、やんわりと見守っている感じでしょうか。

身近に接する先生方が理解があるという環境にいたからなのか?徐々に気持ちが楽になりました。

そして、体調が好転したおかげで将来の事を考える時間ができ、1年間のオーストラリア留学をしました。

セミナ―参加で通信高校進学への進路を決めたのが転機となった

10代の起立性調節障害進路支援フォーラム」というセミナーに参加してから、通信高校受験までおよそ1ヶ月~2か月という怒涛の日々でした。

私の知り合いに起立性調節障害になった人がいないので、どのような進路選択があるのかわかりませんでした。

セミナー参加は高校進学を考えるよいきっかけになりました。

一般的な高校受験は年明けですが、決めてから勉強しても合格するかどうかはわかりません。

私自身は心配性の性格。いろいろなことを想定して何パターンか考えておきたいタイプ。今回の娘の高校進学は早く動いて正解でした。

娘と主人との高校に対する温度差は、かなりありました。

毎日繰り返される会話は、こんな感じでした。

学校を変える気はない

パパ

体調が良くなるかもしれないから、年明けから考えれば

体調が良くなったとしても、今まで学校に行っていないから出席日数も成績も足りないよ。あと〇日休んだら終わり、熱をだしたら最後だよ。

頑張ればいいんでしょ、体調さえよくなれば…

いくら娘が頑張っても、減ってしまった出席日数が増えることはありません。

授業に出ていないので学校の授業を自力で勉強するには限界があり、成績もすべて赤点ギリギリ。

体育など出席しないと点数が取れない科目もあり、1つでも赤点になれば内部進学は無理です。

中学校に通学している娘自身も葛藤があったと思います。

私のが高校進学のことを言うこともあり、高校の進路を決めなければいけない時間がだんだん迫ってきているのはうっすらわかっていました。

そんなとき起立性調節障害進路支援のセミナーに参加し、全日制高校以外の選択肢の存在を娘が理解、納得したことで先に進むことができました。

セミナーに参加できなくても、通信制高校の比較サイトで学校のパンフレットを取り寄せることも可能です。

私のように子どもの高校の進路に通信制高校を考えてているなら、どんな学校があるのか参考までに検索してみてはいかがですか。

通信制高校選びは資料請求から

中高一貫校に通っていた中学3年生で起立性調節障害になった娘は、高校を内部進学せず通信制高校に進学し1年間のオーストラリア留学を経て卒業しました。

通信制高校は年々進化をし続けていて、個性豊かな学校が数多くあります。

通信制高校は全国に250以上あり、1校当たり複数のキャンパスがあるので全国各地に通信制高校はあります。

最近の通信制高校は専門学校のように専門性のある授業も組みこんでいる学校が多く、やりたいことが見つかるのではないでしょうか。

我が家の場合、通信制高校に入ったことで、友達や先生に恵まれ毎日楽しく高校生活を送ることができましたよ。

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