中学3年生の時に起立性調節障害になったときの状態と、その後専門医の先生に受診、現在の様子について大まかにまとめました。
大学生になった今でも完全に治ったとは言い難いかもしれませんが、娘なりに起立性調節障害と付き合っています。
中学3年生から大学まで
体がだるい
と言うので、かかりつけ医に診察してもらう。
喉が腫れていたこともあり「風邪」の診断となる。
しかし、何日経っても「体がだるい」という症状は改善しないままGWを迎える。(学校には行くが毎日ではない)
GWが終わっても体調が良くならない。
かかりつけ医の先生から「思春期特有の病気の可能性があるから別の病院に行ったほうがいい」を言われる。
紹介状をいただき、近所の中規模病院に行く。
中規模病院の小児科で診察していただき、「起立性調節障害」という結果が出る。(問診と簡単な検査)
薬を処方していただき、様子見となる。
この薬を飲んで足がつるようになり服用中止、漢方薬に切替える。
診察の結果、血圧が低いということが分かった。
血圧を毎日計測できるように血圧計を購入する。(学校さぼり防止のためもありました)
ふくらはぎが痛くて歩けないよ
足のつりが治らず痛みがひどいので、着圧ソックスを履くようになる。
家ではお灸をしたりマッサージをしたり、家でできることをやってみる。
ちょうど梅雨の時期ということもあり、体調が悪化。
起き上がれないので、学校に行けなくなりました
歩けないほどの痛みが続くので、先生に相談すると整形外科の受診を進められる。
しかし、検査しても原因が分からず様子見となってしまう。(整形外科の先生は起立性調節障害とう病気を知らないので説明が大変)
起立性調節障害の専門医の先生に診てもらうほうが原因がはっきりするのでは?
このことから、起立性調節障害の専門医の先生を探し始める。
診察まで2か月待ちだけど、専門医の先生に受診できる!
起立性調節障害の専門医の先生を見つけることができたので、通っていた病院で紹介状をいただく。
検査をしましょうね
起立性調節障害の専門医の先生の診察と新起立試験など、その他各種の検査を行い、娘のサブタイプなど、その他いろいろなことがわかった。
前の病院でいただいた血圧を上げる薬で体調が悪くなったので、漢方薬を服用することが決まる。
足のつりに関しては起立性調節障害は関係ない、整形外科に行ってほしい
原因はいまだにわからないが、足のつりは今もある。
※高校卒業まで起立性調節障害治療のため病院に通っていました。
中高一貫校を卒業後、通信制高校に入学
通信制高校に入学。
中高一貫校の時とは違って時間に余裕が生まれたことで、精神的にも肉体的に楽になったようです。(通学時間が大幅に削減されたのはよかったです)
忙しい日が続くと、朝起きれない日が続くのは相変わらず。
鍼や整体にも何度か通ってみたが、効果はわからずでした。
炎天下での体育祭で熱中症になりました。
この時は他にも数人、熱中症になっていました。
熱中症は身体に負担がかかるからダメ。本当に気を付けて
高校1年生の冬から1年間、オーストラリアに留学しました。
1年間のオーストラリア生活では、日本で生活している時と比べて体調が良かったようで、寝込むことはありませんでした。
オーストラリアの気候が合っていたのかも。起立性調節障害はならなかったよ
日本に帰国後も、高校時代は病院に通院していました。
高校卒業時に、病院の先生から
調子が良いなら一旦治療は終了
と言われ、現在は起立性調節障害の病院には通っていません。
しかし、完全に起立性調節障害が治ったというわけではありません。
処方されていた漢方を飲まなくてもなんとか生活できているので、今後は「何か問題があったときだけ受診する」になった・・・というわけです。
まとめ:大学生になっても起立性調節障害の症状あり
娘は現在、大学生になりました。
中学時代のように「まったく起き上がれない」ということは少なくなりました。
それでも梅雨時などの天気の悪い時や、少し無理をした場合は夕方までピクリとも動かず寝ています。(夕方になれば起き上がってきます)
小学生の時のように、どのような時でも元気よく過ごせるようになるは、まだまだ先の話かもしれません。
娘の場合、完治するまでに時間がかかっていますが、中学時代に比べれば格段に良くなっていることは確かです。
無理をしなければ、アルバイトもできるようになりました
現在のアルバイトはカフェです。
長時間アルバイトをしなければ次の日に響くこと少なくなってきました。
毎日の体調を見ている限りでは、以前に比べて体調の良い日が増えてきているので安定した生活を送ることはできています。
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