高校の体育祭でで熱中症になり、病院に搬送されました。
搬送先の病院は「起立性調節障害」の事を知っている先生がいませんでした。
この時、病院の先生に病気の説明をすることが大変だと改めて感じました。
娘が熱中症になったときと、その後の状態です。
目次
救急車で病院に搬送

この日の体育祭では、娘以外にも数人ほど熱中症で、病院に搬送されるという事態になっていました。
娘の場合、体育祭の最中に足の異変を感じて「あ、これ以上は無理だ」と思ったそうです。
自力で保健室にたどり着くことはできたそうですが
- 両足がつってしまった(少しけいれんがあったみたいです)
- 頭痛
- 気持ち悪さ
などがあったとのことでした。
この時、私は学校から連絡をもらい、体育祭の場所に向かうと、黄色の段階でのトリアージタグを手首つけた娘がいました。

始めてみるトリアージタグに驚きましたが、顔を見て少し安心しました。
しかし、すでにこの時には立つこともできなくなっていました。
意識はあったので、救急隊員の方の質問などの受け答えもできていました。
数人の生徒が順番に救急車で病院に向かうのですが、なかなか病院が決まらず私自身「大丈夫なのかな?」という気持ちになりました。
なんとか病院も決まり、救急車で搬送されました。
搬送先では、MRI検査と点滴

搬送された病院では、MRIで頭部の検査と点滴を受けました。
頭痛があったこともあり、MRIを撮ることとなりました。
救急搬送された病院での先生の見解は?

救急搬送で入った病院の先生との診断時に
「娘は起立性調節障害という病気ですが、大丈夫なのでしょうか?」と聞くと
「起立性調節障害?まぁ、大丈夫でしょう」とのお話でした。
起立性調節障害ってなんだ?という感じなのです。
「本当に大丈夫なの?病気のことも知らないし、平気なのかな?」とちょっと心配になりました。
幸い、その日は入院もせず帰宅することができました。
病院を出た時間もかなり遅くなり、食欲は多少はあるようでした。
コンビニによって娘が食べられそうなものを自分で選んでもらい、ポカリスエット等も大量に買って、帰宅。
その日はたくさんの水分を飲むようにしました。
幸い、よく休んだことで、大事になる事はありませんでした。
熱中症が引き金となることもあるので注意が必要

その後、病院(起立性調節障害の定期健診)の受診の時に熱中症になったことを報告しました。
すると、「大丈夫だった?大丈夫だったらいいんだけど、熱中症が引き金で体調が悪くなる(起立性調節障害が酷くなる)人もいるから気を付けて」とのお言葉をいただきました。
詳しく聞いていくと、起立性調節障害の娘に、熱中症は身体にかなりダメージだっということが分かりました。
熱中症自体も、軽度なものから重度なものまで幅広いですが、少しでも「体調がおかしいな」と思ったら、早めの対応がいいですね。