高校生の娘がオーストラリア留学中、どんなことを考え、どんな状態だったのか、帰国して日本の生活に落ち着いてからインタビューしてみました。
娘自身「あの時は…」と一つひとつ思い出しながら話をしてくれました。
「留学は行ってよかった。いろいろな意味で選択の幅が広がり、希望が持てるようになった」と言ったのが印象的でした。
留学でどのように変わっていったのか、娘にきいてみました。
留学前のスペック
留学前の娘の英語力は、以下の通りです。
- 英語の聞き取りはOK
- 中学になり、文法と向き合わなければならなくなると英語嫌いになる
- 中学3年から起立性調節障害で学校に行けなくなり、学校の授業はほとんど受けていない
- 中学卒業前には英検準2級と取得(リスニングで点数確保、それ以外の部分では合格レベルギリギリ)
- 英会話はできない
1年間のオーストラリア留学後のスペック
1年間のオーストラリア留学後、英語力はどのようになったのかご紹介します。
- リスニングはOK
- 日常英会話もOK
- オーストラリアでIELTS5.0を取得
- 帰国後の英検では2級に合格
- STEP
留学1ヶ月目
オーストラリアの生活に慣れる期間。
見るものすべてが新鮮で珍しい。
辞書が手放せない。
- STEP
3ヶ月目
日常会話には問題が無くなった。
3ヶ月で帰国する子が多かった。
- STEP
6カ月目
当初の予定の半年を間近に控え、帰国するか留学を続けるか迷う。
半年間、留学期間を延長することにする。
- STEP
1年
もっとオーストラリア留学したかったが、パスポートの有効期限が無く、帰国する。
留学での娘の気持ちの変化
「英語ができないから悔しくて留学に行った」という娘。
「留学に行って良かった点は?」と聞いたところ、いろいろなことを教えてくれました。
- 1年間英語だけの生活をして、楽しかったこともあるけど、辛いことも同じようにあった
- 将来、職業を考える時に選択幅が増えたことは良かった
- 中学時代、英語が嫌いで仕方がなかったが、今では一番得意な科目になっている
- 勉強のためだけでなく、自分のために英語を続けて勉強していこうと思っている
など。
私から見た娘の変化
帰国した娘を見ていると、その変化にビックリします。
英語で書かれている情報をそのまま見ることができるので、ダイレクトに情報の内容を見聞きすることができるので、正しい情報が得られています。
言葉の壁もないので、思考や行動範囲が以前と比べて広くなっていると感じます。
私からするとうらやましい限りです。
将来の選択肢が広がったという意味でも、留学して良かったと感じたようです。
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