娘は、起立性調節障害の専門の先生に診てもらっています。
専門の先生に診察してもらうときの会話が、いろいろなことを考える上での判断材料になったのは間違いありません。
お話した内容などにについて、簡単にまとめてみました。
診察室での問診内容などは普通の会話
初診の時に起立性調節障害の先生に聞かれたのは、こちらのようなものです。
・学校は行ってる?
・学校は楽しい?
・部活とかやってるの?
・だいたい何時ぐらいに寝てる?
・ご飯食べてる?
・休みの日はどうしてる?
・兄弟はいるの?
・ご両親とはいつもどんな話をする?
・どんな時に体が辛くなる?
その他にもいろいろなことを聞かれました。
文字にすると、本当にたわいもない内容ですが、普段の生活を知るうえで必要な項目なのでしょうね。
日ごろの生活についてのアドバイス
水をたくさん飲むこと、塩分も多めにとること、規則正しい生活をすること、起きる時は頭を下にしてゆっくりと起きること
うわぁ、苦手
以前受診した小児科の先生からは言われませんでしたので、ビックリしました。
これらは娘にとって、ちょっと苦手とすることばかりです。
水もあまり飲みませんし、どちらかというと薄味が好き。
起立性調節障害なってからというもの、学校は欠席続き。
定期試験の結果が高校の内部進学などの選考に響くこともあり、試験前は夜遅くまで勉強していました。
精神的に追い込まれていました
規則正しい生活は難しいと感じていました。
しかし、直接病院の先生から言われることで、娘自信も「気をつけなきゃ」と思うことができました。
「先生が〇〇と言っていたよね」といえば、素直に聞いてくれるようになりました。
専門医の先生からのアドバイスは子どもにも、とても貴重なものでした。
できることからコツコツ改善していくために、食事は娘用に少し塩を足したりしたものを用意しました。
高校進学について
中3ということは、高校はどうするの?は中高一貫校に通っているということは、そのまま高校に上がれるの?
このまま高校に上がってよいのかどうか、漠然と考えているところでした。
通学していた中高一貫校では、内部進学に際して条件を満たしていることが必須です。
- 出席日数が足りていること
- 3年間を通して成績が足りていること(5段階評価の3.2以上)
- その他
娘の場合、出席日数も成績もギリギリ。
内部進学で高校に進んでも、出席日数や成績面でどうなるのか全く想像つきません。
今後、体調どのようになるのかもわかりません。
しかし、あと半年もしないうちに中学卒業になってしまいます。
進路をどうするのか考えなくてはならない時期でもありました。
起立性調節障害の子は、高校はどこに行く子が多いですか?
先生に聞いてみると、人それぞれという答えでした。
全日制高校、通信制高校、定時制高校など。
全日制高校に進学して卒業する子もいれば、途中で通信制高校に編入する子もいるとのことでした。
一人ひとり違う症状なので、どの選択をするのがよいかよく考えてね
娘もそれを聞いて、どうするのか考えなければいけないと思ったようですが
内部進学がいいな
高校受験は他人事だと思っていたようでした。
その後、進路支援フォーラムに参加することで通信制高校へ入学することを決めました。
通信制高校がどこにあるのか気になる人は、こちらから探すことができますよ。
小児科はいつまで受診できるの?
起立性調節障害の専門の先生は小児科の先生でした。
小児科は中学を卒業したら通えないの?別の先生を探さないといけないの?
そうなると次は何科?診てくれるところあるのかな?と、気になっていました。
高校生になっても、そのまま受診して大丈夫ですよ
症状が良くなるまでどれぐらいかかるのか分からないので、先生の言葉に「よかった」と心から思ました。
高校生になっても続けて、起立性調節障害の専門医の小児科の先生に受診しています。
娘の場合、高校卒業と同時に主治医の先生から「受診するのは終わり。また具合が悪くなった来てね」という言葉をいただきました。
通信制高校で起立性調節障害で同じ病院に通っていたクラスメイトは、高校卒業後の現在も小児科に通院しています。
いつまでも同じ先生に診てもらうことができるのは安心できますね。
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